- Date: Mon 30 04, 2012
- Category: 昔話
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起業厨と対決!!
あなたの仕事はなんですか?
登場人物
ジュン 僕です。しがない会社員
リョウ 大学生
生きるためにはお金がいる。
お金を得るためには仕事をする必要がある。
これは何十年、何百年も変わらない事実であり
社会の常識とまでなっています。
しかし、100年に1度の就職氷河期。
そして、俗に言うゆとり世代が現在就活の時期を迎えているわけです。
と、なるとどうなるか。
働きたくないでござる侍が沢山出てくるわけです。
そりゃ、僕だって働きたくないですよ。本音を言えば。
しかしですね、そういうわけにもいきません。
食べるため、欲しいものを買うため、愛する妻のため、生きるために働いてます。
毎日毎日、会社へ向かい僕のタイムカードだけスルメという上司の陰湿なイジメに耐え、「イカ臭いんだよ。」と罵声を浴びせられ「そんなことない!昨日スッキリさせたもん!」と反論すれば女性社員に「死んで下さい。」と丁寧に言われる始末。
そんな辛い思いをしながら受け取ったわずかな報酬で生きていくわけです。
不景気な今ですから、大学生は大変ですよね。
なんどもなんども「お祈り」を受け卑屈になっている人も多いです。
挙句の果てに「雇われる身なんていやだ。」と思っている人も出てきます。
リョウ君もそんな人の一人です。
彼は一応有名大学に在籍していて、それが彼の大手病に拍車をかけたのか、
就職が決まらないまま卒業を迎えてしまいました。
そんなある日・・・
みんなでちょっと飲みに行くことになったその日、僕とリョウくんは初めて会いました。
僕たちくらいの歳になると自然と増えるのが仕事の話。
どんな仕事をしている、どれくらい貰ってる・・そんな話が多いです。
そんな中、黙って聞いてるリョウ君。
とある一人が聞いてしまいました。
「リョウ君は今なんの仕事してるの?」
そう、リョウ君は就職浪人だったのです。
さらに厄介なことに「大手病」「起業厨」も併発しておりました。
そういった人にはとある特長がいくつかあります。
・SNS等で「仕事」と書く事が多いがだいたいはバイトである。
・そのバイトを何故か誇りに持っており、割と高い評価・立場にあるが所詮バイトである。
・没頭する趣味・特技がある。
・年上、年下から好かれるが、同世代からはあまり受けが良くない。
・変なパーマ。
・やたら「人脈」をアピールする。
・都内に出たがる。
・自己啓発本や古めの小説が好き
・ムダに高級・高品質志向
・「クリエイティブ」な仕事などを好むがクリエイトしてるのはウンコくらいである。
そんな特長を10個中12個くらい当てはまるのがリョウ君。
僕らが「仕事がどうのー。」みたいな話をしていたら
リョウ「俺は起業するんだ。」
の一言。
「起業するのが夢」じゃなく「するんだ。」と言っちゃうあたり、さすがですね。
最初はみんな黙って聞いてましたが
「雇われるなんてカス。搾取され続ければいい。」ぐらいの事を言い始めます。
所詮、ニートの戯れ事。シカトすればいいのにできないのがこのジュンくん。
キレやすいで有名なジュン君。
いやね、別に自分の将来や仕事に対するアレコレをアレコレ言うのは構いませんが
オレのつくねに勝手に塩かけたのが気に入らなかった(※参照)
ジュン「テメー、だまってりゃ調子に乗るなフリーター野郎。」
リョウ「悔しいの?サラリーマン。」
ジュン「あ?1カ月働いてオレの2日分ぐらいにしかならないヤツが偉そうに。」
リョウ「今はね。でも勉強してるし。ほら。」
ジュン「そんな、訳のわからないビジネス本読むより、ハゲた上司の話の方がよっぽど役に立つわ。」
リョウ「企業が俺にあってないんだ。」
ジュン「お前が社会に適合できてないんだろ。」
リョウ「もっとクリエイティブに生きるんだ、お前と違って。」
ジュン「何をクリエイトすんの?ウンコ?」
リョウ「バカじゃねぇの?」
ジュン「フリーターのお前と違ってオレの方が良いもん食ってっからオレの方が良いウンコをクリエイトできるな。」
リョウ「なにが言いたいの?」
ジュン「なにもしてねーやつが偉そうに言うな。」
リョウ「人脈とか育ててるし。」
ジュン「あー、お得意の○○の社長にかわいがってもらってるとか、知り合いの○○さんが自分の事務所を立ち上げたとかか。」
リョウ「実際役に立つし。」
ジュン「可愛がって貰ってるならなんでその人たちはお前を雇わないんだ?」
リョウ「え・・それは。。」
ジュン「使えねーからだよ。お前みたいなヤツは。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「で、お前のワケの分かんないアート活動?iPhoneで取った写真みたいなやつね。なんだこれ。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「名刺なんか作っちゃって。何がギャラリーを開くだ?こんなん誰だってできるわ。名刺なんか自分で作っちゃって。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「職業フリーフォトグラファーってなに?」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「儲けがないうちはそれは趣味です。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「あと、オレのつくねに塩かけんな。」
友人「おい、言い過ぎだ。ジュン」
さんざん罵倒してリョウ君は黙ってしまいました。
友人が新しいつくねを頼んでくれた事もあり、僕は機嫌を取り戻した。
友人「あいつ。あれでも個人事業主だからね。しかも月200万くらい稼ぐ。」
リョウ「・・え?!」
ジュン「うん。(実際は月200万のウチ経費で190万くらい出てくけど。)」
友人「何してんだっけ?」
ジュン「音楽とかイベントのステージ設計とか。あと翻訳と輸入代理もやる。IT系もできるよ。」
友人「起業したいならジュンに聞くといいよ。いろいろ知ってるし。」
ジュン「何が聞きたい。」
リョウ「何から始めたら・・。」
ジュン「働け。」
起業したい若者、学生に教えます。
100人の起業家の自伝より、ハゲたサラリーマンのオッサンの小言の方が勉強になる。
まずは働け。
後日、リョウ君は
「友達に月200万稼ぐフリーランスがいる。」と言いまわってるようです。
あいつには起業はムリだな。
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登場人物
ジュン 僕です。しがない会社員
リョウ 大学生
生きるためにはお金がいる。
お金を得るためには仕事をする必要がある。
これは何十年、何百年も変わらない事実であり
社会の常識とまでなっています。
しかし、100年に1度の就職氷河期。
そして、俗に言うゆとり世代が現在就活の時期を迎えているわけです。
と、なるとどうなるか。
働きたくないでござる侍が沢山出てくるわけです。
そりゃ、僕だって働きたくないですよ。本音を言えば。
しかしですね、そういうわけにもいきません。
食べるため、欲しいものを買うため、愛する妻のため、生きるために働いてます。
毎日毎日、会社へ向かい僕のタイムカードだけスルメという上司の陰湿なイジメに耐え、「イカ臭いんだよ。」と罵声を浴びせられ「そんなことない!昨日スッキリさせたもん!」と反論すれば女性社員に「死んで下さい。」と丁寧に言われる始末。
そんな辛い思いをしながら受け取ったわずかな報酬で生きていくわけです。
不景気な今ですから、大学生は大変ですよね。
なんどもなんども「お祈り」を受け卑屈になっている人も多いです。
挙句の果てに「雇われる身なんていやだ。」と思っている人も出てきます。
リョウ君もそんな人の一人です。
彼は一応有名大学に在籍していて、それが彼の大手病に拍車をかけたのか、
就職が決まらないまま卒業を迎えてしまいました。
そんなある日・・・
みんなでちょっと飲みに行くことになったその日、僕とリョウくんは初めて会いました。
僕たちくらいの歳になると自然と増えるのが仕事の話。
どんな仕事をしている、どれくらい貰ってる・・そんな話が多いです。
そんな中、黙って聞いてるリョウ君。
とある一人が聞いてしまいました。
「リョウ君は今なんの仕事してるの?」
そう、リョウ君は就職浪人だったのです。
さらに厄介なことに「大手病」「起業厨」も併発しておりました。
そういった人にはとある特長がいくつかあります。
・SNS等で「仕事」と書く事が多いがだいたいはバイトである。
・そのバイトを何故か誇りに持っており、割と高い評価・立場にあるが所詮バイトである。
・没頭する趣味・特技がある。
・年上、年下から好かれるが、同世代からはあまり受けが良くない。
・変なパーマ。
・やたら「人脈」をアピールする。
・都内に出たがる。
・自己啓発本や古めの小説が好き
・ムダに高級・高品質志向
・「クリエイティブ」な仕事などを好むがクリエイトしてるのはウンコくらいである。
そんな特長を10個中12個くらい当てはまるのがリョウ君。
僕らが「仕事がどうのー。」みたいな話をしていたら
リョウ「俺は起業するんだ。」
の一言。
「起業するのが夢」じゃなく「するんだ。」と言っちゃうあたり、さすがですね。
最初はみんな黙って聞いてましたが
「雇われるなんてカス。搾取され続ければいい。」ぐらいの事を言い始めます。
所詮、ニートの戯れ事。シカトすればいいのにできないのがこのジュンくん。
キレやすいで有名なジュン君。
いやね、別に自分の将来や仕事に対するアレコレをアレコレ言うのは構いませんが
オレのつくねに勝手に塩かけたのが気に入らなかった(※参照)
ジュン「テメー、だまってりゃ調子に乗るなフリーター野郎。」
リョウ「悔しいの?サラリーマン。」
ジュン「あ?1カ月働いてオレの2日分ぐらいにしかならないヤツが偉そうに。」
リョウ「今はね。でも勉強してるし。ほら。」
ジュン「そんな、訳のわからないビジネス本読むより、ハゲた上司の話の方がよっぽど役に立つわ。」
リョウ「企業が俺にあってないんだ。」
ジュン「お前が社会に適合できてないんだろ。」
リョウ「もっとクリエイティブに生きるんだ、お前と違って。」
ジュン「何をクリエイトすんの?ウンコ?」
リョウ「バカじゃねぇの?」
ジュン「フリーターのお前と違ってオレの方が良いもん食ってっからオレの方が良いウンコをクリエイトできるな。」
リョウ「なにが言いたいの?」
ジュン「なにもしてねーやつが偉そうに言うな。」
リョウ「人脈とか育ててるし。」
ジュン「あー、お得意の○○の社長にかわいがってもらってるとか、知り合いの○○さんが自分の事務所を立ち上げたとかか。」
リョウ「実際役に立つし。」
ジュン「可愛がって貰ってるならなんでその人たちはお前を雇わないんだ?」
リョウ「え・・それは。。」
ジュン「使えねーからだよ。お前みたいなヤツは。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「で、お前のワケの分かんないアート活動?iPhoneで取った写真みたいなやつね。なんだこれ。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「名刺なんか作っちゃって。何がギャラリーを開くだ?こんなん誰だってできるわ。名刺なんか自分で作っちゃって。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「職業フリーフォトグラファーってなに?」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「儲けがないうちはそれは趣味です。」
リョウ「・・・・・・。」
ジュン「あと、オレのつくねに塩かけんな。」
友人「おい、言い過ぎだ。ジュン」
さんざん罵倒してリョウ君は黙ってしまいました。
友人が新しいつくねを頼んでくれた事もあり、僕は機嫌を取り戻した。
友人「あいつ。あれでも個人事業主だからね。しかも月200万くらい稼ぐ。」
リョウ「・・え?!」
ジュン「うん。(実際は月200万のウチ経費で190万くらい出てくけど。)」
友人「何してんだっけ?」
ジュン「音楽とかイベントのステージ設計とか。あと翻訳と輸入代理もやる。IT系もできるよ。」
友人「起業したいならジュンに聞くといいよ。いろいろ知ってるし。」
ジュン「何が聞きたい。」
リョウ「何から始めたら・・。」
ジュン「働け。」
起業したい若者、学生に教えます。
100人の起業家の自伝より、ハゲたサラリーマンのオッサンの小言の方が勉強になる。
まずは働け。
後日、リョウ君は
「友達に月200万稼ぐフリーランスがいる。」と言いまわってるようです。
あいつには起業はムリだな。
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