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無職透明

あなたの仕事はなんですか?

学生?会社員?
それとも社長さんや人には言えない仕事の人もいるでしょう。

働く、というのはとても大事で大変なことです。


しかしですね、僕のように音楽を嗜んでいる人の中には
音楽で食べていきたい、という夢を持っている人もいます。僕もそうでした。
それは現実的にはとても難しく、厳しい世界なのです。

今日はそんな話をしましょうか。


登場人物
ゆん しがない会社員
星 将来は大物か、それとも・・・
テイ メタル界の人。



星「プーじゃねぇし。」

いきなりイライラしているのは星くんだ。
彼はバンドをやっていて、続けたいがために働いてない。
バイトなどはやっているわけだが、僕らの年代でバイトの人はあまりよろしくなく、周りからの目が痛いそうだ。


友人「でも、結局はフリーターだろ。」
星「俺の本職はミュージシャンだ。」
ゆん「まぁまぁ。頑張ってるんだから。」
友人「いや、ゆんは甘いよ。音楽でいくら稼げてるの?」
星「いや、出てく一方だけど・・音楽ってお金かかるし。」
友人「ほら。仕事ってのはお金がもらえるものを言うんだよ。」


儲けが出ないうちはそれは趣味です。
とはよく言ったもので、確かに音楽で収入を得るのはとても難しい。
テレビなどで華やかなミュージシャンたちを見ているとうらやましいが、
彼らはほんの一握りで「才能」にも「技術」、「運」にも恵まれた存在なのだ。

実際、今テレビに出てるバンドやミュージシャンたちよりも上手な素人はたくさんいる。
僕や、もちろん彼も、それにこのブログに出てくる音楽系の仲間達もかなりの腕前だと思う。それこそ、デビューできるんじゃないかってほどね。
しかし、音楽を仕事にしている人はひとりも居ない。「才能」や「腕前」だけではどうにもならないところがあるのが音楽の辛いところだ。


星「くそー、なんでこいつらが売れて俺が売れないんだ。」

とテレビを見ながらもらす星くん。


ゆん「まあ、腕前だけが必要なものでもないし。」
星「そうだよなー。運とかコネとかも大事だよな。」
友人「学校とか行ってみたら?多いじゃん音楽系の専門学校。」
星「この歳で?」
ゆん「あ、ちょっと待て。音楽系の専門学校は卒業してもコネしか手に入らんぞ。」
星「そうなの?」
ゆん「うん、卒業してもデビューできるのなんかごく一部のラッキーな人だけ。」
星「そうかー。じゃあどうしたら良いんだろ。」
ゆん「うーん、しょうがないなー。」
星「なに?」
ゆん「ある人に会わせてやるよ。」
星「え?だれだれ?」
ゆん「オレの先輩っていうか、音楽仲間っていうか・・」
星「お、会わせてよ!」
ゆん「覚悟しろよ。」
星「何でだよ。やったー!!」
ゆん「・・・大丈夫かな。」


僕があわせるつもりなのはテイさん
彼はかの「あさい」の友人であり、僕らの音楽活動を全面的にサポートしてくれた人物だ。
テイさんなら彼に音楽を職にするうえの「現実的な部分」を教えてくれるかもしれない。




そして当日。


星「は、はじめまして・・・」
テイ「おう、来たか。座れ。」


怖気づくのも無理はない。
テイさんもご存知ブラックメタルをやっている身。見た目は超怖い。

テイ「で、君は音楽をやってるわけか。」
星「は、はい!」
テイ「今なにか音源持ってるか?」
星「はい、持ってます。」
テイ「聞かせてもらおうか。」
星「は、はい。」

緊張した様子で星はテイさんに音源を渡した。


星「ど、どうですか?」
テイ「お前はどうだと思う?」
星「なかなかの自信作です。」
テイ「そうか。コレが一番の自信作か?」
星「うーん、そうかもしれないです。」
テイ「そうか。コレはひどいな。聞けたモンじゃない。」
星「え・・?」
ゆん「テイさん。」
テイ「ゆんは黙ってろ。」
テイ「完全に素人だな。この間、違うヤツから送られてきたんだが、それを聞いたときに最低の曲だと思ったけどな、それ以下だ。」
星「・・・そんな。」
テイ「聞いて見るか。ほら。」
星「・・・・確かにひどい。」
テイ「だろ。お前には自分の曲は思い入れがあるから良く聞こえるかもしれないが、オレにとってはこれと同じレベルだな」
星「ここまで酷くないと思います。」
テイ「そうか?」
星「はい。これよりもっと良い曲を作った自信があります。」
テイ「そうか。これ実は○○(有名なバンド)の初期のデモだ。」
星「え!!」
テイ「そうなんだ。コレを聞いて、光るものを感じた人があいつらをデビューさせたんだ。」
星「そうなんですか。全然分からなかった。」
テイ「オレも分からなかった。」
星「そうですか。」
テイ「分からないうちはオレもお前もまだまだってワケだ。音楽で食べようってなんて。」
星「でもテイさんは音楽関係の人なんですよね。」
テイ「そうだ。でもな、今ではオレより全然年下のわけの分からんヤツのほうが成功してる。」
星「ええ。」
テイ「そんなもんだ。はっきりいって趣味でやめといたほうが良い。」
星「うーん。」

コテンパンに言われ、落ち込む星。
さすがにやりすぎでは・・と思ったときにテイさんがまた口を開いた。


テイ「それでもやるならオレが手伝ってやる。」
星「え?」
テイ「お前のカスみたいなデモのなかに光るモンを感じた。オレのセンスが確かならな。」
星「ホントですか・・?!」
テイ「ああ。」



そんなこんなでテイさんのもと、修行することになった星。



テイ「何やってんだ、カスが。」
星「テイさん!スイマセン!!!」


あさい「なんだ、お前の弟子は使えねぇな。」
テイ「黙れ。」
あさい「あー、また怒ってるよ怖い怖い!!」
ミカ「あさいさん、いじめないの。」
星「・・・・。」
あさい「クズにクズって言わないから今の日本はどんどんダメになってくんだよ。」
ジュン「お前が今の日本を語るなよ、クズ代表だろ。」
あさい「ああ?テメー、もう一度言って見ろ。」
ジュン「歳だから耳まで遠くなってきたか?」
あさい「ああ?殺すぞ、お前。」
ジュン「やってみろ老いぼれが。」
あさい「やってやんよ、おいお前なにへらへらしてんだよ。」
星「え?僕ですか?」
あさい「お前も気にくわねぇ、いっぺんにシメてやるよ。」
テイ「お前ら、いい加減にしろ。殺されたいか?」
あさい「あ?!このガキが!!」



ゆん「相変わらずにぎやかだね。」

星「ゆんくん・・・」
ゆん「大丈夫?」
星「音楽、やめようかなww」
ゆん「ちょっとww」


星の明日はどっちだ。

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テイさんおひさw

テイさん優しいな。ズタボロにするシーンのほうねw

音楽は確かに運だよな。今メジャーの第一線で活躍してるバンドだって下積み10年とか普通だし。
インディーズ好きでいつも聴いてるからよく思うけど、メジャーバンドより実力あって良い曲を持つバンドは多いよ。

音楽で食ってくのは確かに難しい。でも好きでやってるなら全然良いと思うんだ。他人や家族に迷惑をかけない限りはな。

夢は諦めたときに、本当に叶わなくなるから。

例え「趣味」になったとしても、続けることに意味がある。だって好きなんだからさw

好きな事を仕事にするには、覚悟がいる!

食べていかなくちゃならないし・・
好きな事でも嫌な思いするし・・・

でも・・好きな事続けていけるのは幸せ、おばちゃんは応援するよー

星氏おれそうw

頑張れ星くん!

あぁ、これは……

敢えてキツイ環境に置いて、続けて行くか否かの決心を見る、リトマス試験紙なんでつね?

流石ですっ!(笑)
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