百舌鳥と花 パート4

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パート1
パート2
パート3

登場人物
もず 私。音楽好きの女。
友人 ライブで知り合った男。バンドマンと仲が良い。
陰気 メタル集団の一人。見た目が陰気。
猫目 メタル集団の一人。巨乳。
殺人 メタル集団の一人。見た目超怖い。
レザー女 メタル集団の一人。美人。セクシー。
ガキ メタル集団の一人。仕切ってるっぽい人物。若く見えるが・・
ボス メタル集団の一人。おっちゃんだが多分こいつがリーダーだ。




彼に傷を見られて以来私は彼らとつるむことはなかった。
しかし、友達が居なくなったわけではなかった。暗い過去があればあるほどメンヘラバンギャ共は私を慕うwwマジバカだwwあ、私もか・・


まったく懲りもせず私はまだライブとかに通っていた。むしろ、彼らの穴を防ぐことが出来る存在を探していた。

しかし、必要なものがある。
お金だ。

だから適当な男と一緒に行ってご飯食べさせてもらったりチケット買ってもらったりしてた。
どうしても足りないときは借りたりもした。

そんなことをして毎日暇を潰した。





そんなある日

いつものようにライブに行くとなんか知ってるやつが居た。

友人「お、もずじゃん!」

久々の再会だった。そういやこいつはあの事件を知らないんだな。


友人「あ、今日あいつら出るらしいよ!何しでかすか楽しみだwww」
そんな彼の言葉に私は逃げ出したかった。

来るんだ。。

どんな顔して会えば良いんだ・・


一緒にいた仲間は
「え?ネジさんの知り合いなの?!紹介してよ!」
とか言ってるけど以前みたいな優越感は一切なかった。

今すぐここから逃げ出したい。



ライブが始まってガヤガヤしだしたころを見計らって逃げよう。


始まるのを待った。




そして、始まりしょーもないバンドが演奏している頃こっそりライブハウスを出た。



ひとまず安心だ。
少し涙ぐみながら帰ろうとしてると

「おい、もずか??」

と声かけられた。

ヤバイ!!
無視して少し早足で歩いてると追いつかれて

「おい、逃げんなよ。」

と手をつかまれた。


あの日と同じ、私の楽しみを奪ったあの手・・・・じゃない。


そこに居たのは練習を終え機材を車に積んでる別の音楽仲間の男だった。

男1「なんだ来てたのか。」
もず「なんだ、男1か・・・」
男1「なんだとはなんだよ。帰んの?」
もず「うん。」
男1「え?まだやってんだろ?」
もず「別に。あんまり興味ないし。」
男2「じゃあ、うちらの出かけない?」
もず「今日はいいや。」
男2「なんでよ。行こうよ。」
もず「ううん、そんなにお金ないしさ。」

その一言がいけなかった。

男1「あ、そういやお前いつ金返してくれんだよ。」
もず「あ・・。ゴメンすぐ返す。」
男1「っていって何ヶ月も経つんだけど。」
もず「ゴメン。」
男1「お前働いてるんだっけ?」
もず「今探してる。」
男1「じゃあ返せないじゃん。」
もず「探してるから。」

私はあのメタル集団の件もあり少しイライラしてた。

もず「うるさいな!すぐ返すってば!!」

声を張り上げ叫んだ。

男1「なんだ、お前借りてるのにその態度は!」
男2「なあ。」

一緒に居た男がニヤニヤしながら男1に提案した。

男1「なるほどね。」
男2「なww」

男1「じゃ、現金以外のもので返してもらうわ。分かるよな。」


分かりますwww


なんか、自暴自棄だったし、借金なくなるならそれで良いかとか一瞬頭をよぎりましたが、
もず「ばっかじゃないの?」
と言ってしまった。だって、初めてがこいつらって・・


男1「なに?じゃあ金で払う?」
もず「もう帰らせて!」
男2「おい、待てよ!」

もう警察呼ぼうかな・・でもそうしたら親にも連絡行くんだよな・・
いろいろ考えてると


陰気「おい、もずか?」

と陰気登場!お前かよ!頼りねぇな!!


陰気「なにしてんの?」

一瞬で事を理解したご様子。

もず「い、いや。別に。」
男1「なんだよ、こいつは。」
陰気「なんだよじゃねぇよ。知り合いだよ。手、離そうか。」
男2「うるせぇな。」
陰気「うーん、こういうの苦手なんだよなー。」
男1「あ?何ゴチャゴチャ言ってんだ!!」


ボス「ゴチャゴチャいってんのはどっちだ、キャベツ太郎くん。」

陰気「おす。助かった。」
ボス「お前そういうキャラだったっけ?あ、お前!えー、なんだっけ?」
もず「ボス・・」
ボス「どうした?」
もず「いや・・」
ボス「ははーん!男女のしがらみか!若いね!」
男1「なんなんだよ、あんた。」
ボス「おい、あいつは?電話が来てすぐに来いっていうから来たのによ。」
陰気「居ないね。」
ボス「そういうのあいつの悪い癖だよな。呼んどいて遅刻って。」
男1「おい、シカトかコラ。」
ボス「そういやあよ、この間も町田で待ち合わせしてたら来なくてよ。」
男2「ふじこふじこ」
ボス「でよ、電話したら今女といるからいけねーやとか抜かしやんの。もうおじさん怒っちゃってさ。」
男1「ふじこふじこ」
ボス「しょうがないからもやもやを解消するために一軒行っちゃったよ。」
男2「ry」
ボス「その中のでひとみちゃんの指が白くて長くてコレがまたたまんねーんだ。お前も行く?」
男1「ry」
ボス「おい人の話は聞けよ。」
男1、2「ああ?なんだこのオヤジは!消えろ。」


ボス「ふう。」


ボス「お前らが消えろ!頭割られてぇか!!カラッポの頭ン中晒すか!?え!?」


男1、2「な、なんだよ。」
ボス「お前らがなんなんだ。」
男1「俺らはその女に用があんだよ。」
ボス「なに?どういうこと?」
もず「実は・・・」


私はボスに全部打ち明けた。


ボス「ははーん、そういうこと。」
もず「はい。」
ボス「じゃ、お前らからこいつを俺が買い取るわ。いくらだ。」
男1「は?」
ボス「10万ありゃたりんだろ。ほらよ。」

そういうと男共に札束を渡した。

ボス「じゃ、これで帰れ!ついでに町田でひとみちゃんに一発抜いてもらえ!はっはっは!」

というとムリヤリ車を出させた。

ボス「さ、俺が買い取ったわけだしな。」
もず「あ、ありがとうござ・・・」

情けないかな、泣いててちゃんと喋れなかった。

ボス「あいつもいねぇし。おい、また俺に生グレープサワーつくってくれんだろ、いくぞ。」
もず「え?」
ボス「でもお前握力なくて全然味薄いんだよな。行くの?行かないの?」
もず「はい、行きます!!」


ボス「よーし、いくぞ!」

ガシガシ歩くボスの後ろを着いていくと道路の反対側でめんどくさそうにタバコを吸ってる彼がいた。




続く

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コメント

え・・・。あさいさんカッコいい!そして優しい!

あなたは

沢山の人に支えられて生きている。
Satanic Netしかり、ネジさんしかり、バンギャしかり、金を貸してくれた男1もしかり、そして病気の妻を看病しつつ仕送りしてくれる父親しかり。

人は独りじゃ生きていけない。気がつかないだけで、本当は多くの人に支えられて生きている。それが人だ。

とかく今のメンバーに巡り会えたもずさんは運がいい。
今回このこと、二度と忘れたらいけないかんね(`・ω・´)b

んで、フィナーレが気になりますw

中々重い内容ですね…(゜ロ゜;
運良く(?)私の周りにはリスカしてる人はいませんが、良い事では無いとは思います(ノд<。)゜。けど、もし友達の手首に切った痕とかあったら自分には何が出来るか悩みますね(。_。)切って欲しく無いけど、心境が分からないからどう説得したら理解してくれるか分からないし…(´Д`)
本気で怒ってくれる人がいて気付く事が出来たなら幸せですね(*゜Q゜*)どんな結果になるか楽しみです♪

あさいさん・・

やるねー男だぁーー会ってみたい!!
もずちゃんはいい人達に出会ったね・・・

ジュンくんって・・・本当は何歳?

あさいさん…グッ

なんだかもー、ふじこふじこふじこ!
泣くかと思った

続きが楽しみ(*゜ω゜*)

あさいさん!!
一生ついていきたいです…。
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