黒い花 パート3

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パート1
パート2



神奈川県某所。
とある山には見ると死者の霊を連れてきてしまうという黒い花が咲くらしい。
僕はAとあいつを呼んで再び捜索を始めた。




ジュン「ふーん。あやしいもんだね。」
A「でしょー。」
ジュン「所詮噂でしょ??」
ゆん「でも、この辺じゃ有名な話だよ。」
A「俺のオヤジも見たらしいし、ゆんのじーちゃんも見たんだって。」
ジュン「なるほどねー。で、その噂ってのが見たら塩水ってのと高い木、あと雨の降ってない時だっけ?」
A「そうそう、なんか分かる。」
ジュン「すぐ見つかるよ。」
ゆん「え?マジで・・・??」
ジュン「いや、分かんない。時代が時代だからね。」
A「????」



なんか浮かない顔のジュン。



僕らは山の中に入って行った。


A「彼は何者?」
ゆん「ただの友達ww霊感とかまるでないしww」
A「なんだよww」
ジュン「・・・これはムリだな。」
A「なんかタダものでないオーラが出てるからww」
ゆん「タダのタダものだよ。」
ジュン「これなんか良いんだけど・・ないな。」
A「でもなんか木を選んで探してるよww」
ゆん「選んで探してる・・・??」
A「なに?」
ゆん「あ、いや。Bが会ったって人も何かを探してたんじゃなかったっけ??」
A「あ、そういやそうだ。」



ジュン「あ。」



ジュンの足が止まった。




ジュン「これ・・か。」





A「見つけたの?!」
ゆん「え?マジで!?」


ジュン「ああ。」


A「スゲー!マジだったのか・・・!見せて!・・・・あれ?」
ゆん「普通の花じゃん。」


そこにあったのはどこにでもあるような花。
当然黒くなんてないし、それどころか踏みつぶされて今にも枯れそうだ。


ジュン「見つかるのが早かったのかな?」




ジュンはそういうとそっと手を合わせた。



A「・・・・???」

ジュン「あのな、多分・・・だけど。


黒い花ってのは多分コレだよ。これは黒くないけどね。
多分この木で誰か首吊って死んでる。高い木の下に咲く、ってか高い木の下に”できる”んだよ。
長いこと吊られて
染み出た血が花にかかって固まって黒く変色するんだよ。雨ってのはきっと血を洗い流すんだろうね。

それを証拠にこの周辺、人が踏んだ跡があるだろ、草が踏まれててさ。死んだ本人と見つけた時の警察とかじゃない?
塩水ってのはジジイどもが子供に”自殺者”の出た所なんて近づかせたくないし、葬式のあとの塩かけるような意味合いで塩水を飲ませるんじゃないか?それを遠まわしに言い伝えてるんじゃない?


ジュン「ま、最近は血が染み出るほど吊死体をほっぽらかしたりしないからね。ないんじゃないかな。」

A「ここで・・・か。」
ゆん「そういうことだったのか。」

ジュン「どちらにせよ、遊びで見つけるもんじゃないね。」
A「だな・・行こう。」
ゆん「ああ・・・。」





すっかり暗い気分になってしまった僕らは軽く手を合わせてから山を後にした。



ゆん「なんか、悪かったね。」
ジュン「なんで?」
ゆん「嫌なモン見せちまって。」
ジュン「気にしてねぇよwww」
ゆん「そっかwww」


ゆん「いやー、そんな背景があったとは・・な。」


ゆん「な、聞いてる?A」


A「あ・・・ああ・・・・・・・」

ゆん「おいなんだよ。」

A「あれ・・・・!!!」
ゆん「なんだよ・・・あ!!!」
































ゆん「ハァハァ・・・・・」

ジュン「なんなんだよ、クソ。。」
A「ハァハァ・・・・早く・・・・逃げよう・・・・・・・・。」
ゆん「そうだな・・・。」
ジュン「チっ。」







続く



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