かくれんぼ。

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登場人物 
ジュンわたしです
コータ兄さん 多分人生で1,2位を争うくらいの大親友
シュウ 5年以上の付き合いの友人
さえた 笑いにストイック


コレはまだ高校のときの話です。



ウチの高校、僕らが入学したときはまだできて2年としか経っておらず、まだちょこちょこ未完成だったほど。

なんか新しい、最新の、を売りにしていてあちこちに最新の設備を備えてました。
まぁ、僕達はそれをことごとく破壊してましたが。


それで、始業式か終業式か忘れましたが全校生徒が集まったその日にですね

「おい!こんなところにデカイスペースがあるぞ!」
と誰かが言いました。僕です。

なんかそこには体育館を2つに仕切るためのネットとカーテンが収納される4帖ほどの倉庫だったんです。
カーテンが出入りする細いところから無理矢理入った僕たちは真っ暗なそのスペースの中を探索してました。

「いやー、広い。住めるよこれ。」
「知らなかったわー」
と一通り遊んで出ようとすると、




「あ、式始まってる。」

って言うじゃないですか。

なるほど。

出れないね。


今出たら僕らは恥さらしです。
全校の前で恥さらしです。

だいたい、先生たちに若干目を付けられてましたから、もうこうなれば耐えるしかありません。

「式って何時に終わるの?」
「だいたい昼前くらいじゃない?」

そうか、あと3時間弱ここか。

男達は暗い倉庫で3時間待つことに。

しかもね、この倉庫体育館の一番後ろにあるんです。
思い出してごらん、学校の式の最中。早く終わんないかなーっと思ってた一番後ろに先生達が腕組んで見張ってたでしょ?

そう、敵軍は僕らのわずか1m先にワラワラいるんです。
その上この倉庫、完全に密室ではなくカーテンの出入りする隙間が大きく開いているんです。


僕らは息を潜め、耐えました。



途中、仲間の通称「チベットタカハラ」がボーリングでなんか表彰されてて笑いそうになりましたが耐えました。何賞とってんだよ。


でもね、僕らのまだ高校生。若かった。
そとに居る友人にメールして
「俺、今どこに居ると思う?後ろの倉庫だよ」
といいカーテンの出入り口から腕出して手を振ったりしてました。

だんだんと飽きてきてそのうち一人が
「トランプやろうぜ!」と言って来たのでトランプをやることに。
当時僕らの間ではなぜか大富豪が大流行してまして。授業をサボって勤しんだものです。


「じゃ、やるか。」


暗くて見えなかった。。





そして楽しみを奪われた僕らはなぜか互いを笑わせようとしだします。

「バイオハザードの初心者」といって壁をスリスリしながら歩いたり、静かになったと思ったら「ぷう」と音を出してみたりと、この緊張感のなかレベルの低い笑わせ合戦が始まりました。

皆で必死に笑いをこらえていると

ガチャ


倉庫のドアが開きました。



マズイ。先生の一人が笑い声に気付き、中を見回しています。

必死に息を潜める僕達。
バレれば全校生徒の前でつるし上げられるに決まってます。



・・・・・・・・・・




がちゃ。


よし!バレずにすんだ!!


胸をなでおろす僕ら。

それからは大人しく待ちました。

大体2時間。


そうすると式も終わり、外がガヤガヤしてきました。

「今だ!!」


そういうと僕らは外へ出ました。


出るわ出るわ、男4人がワラワラと。

「自由だ!もう自由なんだ!」
僕らは喜びの声を上げながら走り出します。

そのまま走り去り、いつもの場所で大富豪に勤しむ僕らの姿がありました。

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コメント

中学時代 天井に潜んでハラハラしながらエロ本熟読してた時に似てるね☆

高校生だった頃、別のクラスの男子が制服のズボンを思いっきり腰までずらしてはいてて、集会中、全校生徒の集まっているなかで生活指導の先生にズボンを勢いよく上へあげられていたのを思い出しました。

かなり股間に食い込むほど(むしろ両足が浮くほど)引っ張りあげられていました。顔が真っ赤でした。

大貧民、私達もやってました!
高校生がやることってあまり変わらないんですね~w

一体何をどうしたらあだ名が「チベットタカハラ」に…

大富豪の中毒性は不思議だよね

あ、大富豪でしたw
やってるとすごいマジになってきますよね。
んで険悪な雰囲気になったりしませんか?
でも止めない、みたいなw
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