マジでヤバイPart1

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キチ「マジでヤバイ。」


日本語というのは毎日進化している。
例えば、「ヤバイ」という言葉。これはもともと形容詞の「やば」が江戸時代に発展したものが語源であるという説がある。もともとは具合の悪い様を表わす盗人などが使う隠語で、「あそこはやばだ。」など使われていたんじゃないかと僕は勝手に思っている。

しかし、今の現代。
もちろんすごく悪い、という意味で使われがちだが、それすらも発展してウチの犬を見た女子高生がしゃがみこみ「チョーやばい!」と言っていたのを覚えている。
これはもちろんネガティブな要素ではなく、「すごく可愛い」の意味で使われているのだと思うし、その女子高生を見て「あ、やばい。もうちょっとで見えそう。」と僕もまたポジティブな意味でやばいを使っていた。



僕にはキチという友人がいた。いたっていてもまだ生きてるんだけど。
こいつがヤバイヤツで○吉という名前というわけでもないのにキチと呼ばれるわけは正にキ○ガイのようだったからだ。

僕がパンツ見た後にほくほくで犬の散歩していると、ガサ藪のなかからキチが降りてきた。
もう死ぬほどびっくりしたけど、その藪から出てきたのがキチだったために何故か納得したのを覚えている。


キチ「マジでヤバイ。」

焦燥がキチの顔を青く変えていた。
おそらく、この「ヤバイ」はポジティブな意味ではないだろう。

ジュン「どうした?」

僕はキチにそう尋ねた。

キチ「ヤバイもん見ちった。」

なにがどうヤバイのか。それを聞かなくては話にならない。

僕「なんだよ。何見たんだよ。」
キチ「え?い、いや。お前まで巻き込むわけにはいかない!忘れてくれ!じゃあな!」

何故か男前な台詞を吐いた後、キチは行ってしまった。


ジュン「やばそうだな・・・。」
僕はキチの「ヤバイ」に何か大変な事が起きていたのに気付き、犬を置いてキチの家へ向かった。




キチにはドエロい姉がいる。少し歳も離れていたはずだ。
しかもあからさまにドエロいのではなく、どっちかというと図書館で本とか読んでるタイプなのにいざとなれば豹変するらしい。と本人がそう言ってた。

僕はエロ攻撃に対する耐性を持っているため、どんな色仕掛けにもダメージはない。それどころかちょっと回復するほどだ。

その姉にキチの事を聞こう。そう思ってキチの家を訪ねた。

姉「あ!・・なんだ・・・・いえ、こんばんは。」

玄関から出てきたのはいつものエロ姉ではなくどこか落ち着きのない様子だった。

姉「ごめんなさいね、失礼な態度取って。」
ジュン「いえ、キチいます?」
姉「それがね。帰ってないのよ。」

相変わらず、乳の4分の3くらいでてるような格好をしてますが、色気はなく感じるのは焦りだけ。

ジュン「さっき会ったんですよ。」

姉「え?どこで?」
ジュン「3丁目の藪から出てきました。」
姉「やっぱり・・・。なんかね”タケノコ食べたくなったから盗んでくる。帰ってきたら煮つけてな。”って言って出てったきり帰ってないのよ。」

このご時世、タケノコを盗むとはなんとも感慨深いな。

ジュン「出てきた時、スゲーあせってましたよ。」
姉「捕まったのかな?」
ジュン「いやーわざわざ警察沙汰にします?こんな田舎でしかもタケノコで。」
姉「だよねー。ちょっと探しに行ってくるね。ありがとう。」

そういうと身支度を始める姉。その後ろ姿から「着いていくよって言って。」って雰囲気がプンプンしてました。

オレ「・・・着いていきますよ。」
姉「ホント?!いや、悪いよ。ありがとう。じゃ行こう!」


結局僕と姉はキチ探しに共に行くことになりました。


凄い久しぶりに続く。



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コメント

謎は全て解けた!真実はいつもひとつ!( ´ ▽ ` )ノ

キチは藪の中で愛し合ってる男女を見つけたんだ。
そして「やばい!これは録画もんだぜ!」と、
慌ててカメラをパクりに行ったんだ。

ジュンちゃんをスルーしたのは、自分だけ美味しい思いをするためか。

つまり、タケノコ盗りに行ったのに、
違うタケノコ掘りのカップル見つけちまったわけだ。

No title

自分も、エロイ展開しか想像つかないあたり、末期かしら。

続きは早めにお願いします。
まさかの連載?

ヤバイっ!続きめちゃ楽しみ!!
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