マジでヤバイPart3

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マジでヤバイPart1

マジでヤバイPart2



僕が帰った数分後、キチは家に帰ってきたらしい。
姉が言うには「ただ友達にあって話してた。」だけだったらしい。

一体何がヤバかったのか。キチのあの慌てようはなんだったのか。
そして、人がひとり入ってしまうほどの穴に僕の靴に刺さった釘。
全てが謎のままだった。


僕はどうしても気になり、今度は昼間に見に行ってみることにした。


数十分探した頃だろうか、案外すんなり穴は見つけられた。
今見てみると案外小さい。縦は1メートル程よこは50センチ。深さは80センチほどか。

ジュン「ちょっと人を埋めるには、簡素だよな。」

なんかだんだん思い違いに思えてきた。考えてみれば釘だってよくあるし。キチはなんか誰かにバッタリあって逃げたんだろう。
そう思っていたら、

ジュン「いてっ。」

何かが足の裏に刺さった。
僕は近くにあった気に手を付き、足の裏を見ると

ジュン「また釘かよ。」

僕はイライラしながら釘を抜いた。

その時ふと手の違和感に気付いた。

僕が手を着いていた木だ。


ジュン「なんだよコレ。」

その木には無数の穴が開いていた。
ちょうど手に持っていた足に刺さった釘があうサイズだ。



ジュン「ヤバイ!」

僕は一目散に逃げた。

これはやばい。


とにかくこの藪からでて人に、それもまともな人に会いたかった。
慌てて走ると神社に着いた。別に小さいころから良く見てる神社だ。なんてことはない。

もし、呪いの類ならばここは神様に守られてるから大丈夫かなと思い、少し安心した。
その鳥居の中はなにか見えない力で守られているような錯覚さえした。それだけ慌てていたんだろう。



「どうしたんだい、そんなに慌てて。」

はっと僕が振り返るとそこにいたのは宮司のオッサン。よく知ってる顔だ。

ジュン「はぁはぁ・・・」
宮司「落ち着きなさい。ほら、こっち来てなんか飲め。」
ジュン「はぁはぁ・・・」





宮司「はっはっは!この現代にそんなことがあるわけないだろう!」

僕は宮司のおっさんに全てを打ち明けた。

宮司「だいたいなウチの神さんはひ弱でな。雨一つ降らせられやしない。ましては人なんて呪い殺せんよ。」
ジュン「いや、実際みたらビビるだろ。神社の裏に、釘に穴だぞ?」
宮司「多分切った竹を埋める穴だろうよ。それに釘もなんか柵かなんか作ってたんじゃないか。暇な爺さんがよ。」
ジュン「そんなもんかww」
宮司「ああよ。ま、気になるなら一応お祓いしてやるからよ。あんま考えすぎるなよ。呪いってのはそうやって呪われてる相手に不安や恐怖を与えてダメージを与えるものなんだよ。」
ジュン「へー、ばれちゃいけないんじゃないの?」
宮司「人を呪わばってヤツか?あれも同じ仕組み。ばれちゃったから私も死ぬかもって不安が身体の不調に繋がるんだ。」
ジュン「そう考えると、案外科学的にも呪いってありえるかもね。」
宮司「そうとも。それに俺たちがお祓いをしてあげることで不安を取り除く、結果健康につまり呪いを払うことが出来るってのも科学的にも納得できるだろ?」
ジュン「それもそうだね。じゃ、一応お願いしますよ。」
宮司「はいよ、こっち座れ。」









後日、僕はいつもどうり犬の散歩をしていた。
僕も姉も、キチもいつも通りすこぶる元気だ。

キチも僕たちもその穴や釘に勝手にビビってただけなんだ。


ジュン「まったくくだらないなwww」
僕は姉やキチと目に涙を浮かべて「あー、マジでヤバイww」とケラケラ笑った。


キチの家に寄った後、もうすこし歩くかと犬の散歩を再開した。

いつも通りの散歩だった。







ただ、僕の犬だけが町に漂う微かな線香の香りに気付いていた。




終わり


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コメント

宮司さん、なるほどー!それともジュンさんを怖がらせないようにしてくれたのでしょうか?私の友人の神社には、ハシゴでもとうてい届きにくい高さの所にワラ人形が五寸釘で打ち付けてあるって言ってました!!いまだにあるんですねー(*o*)

怖いです( ̄◇ ̄;)
霊感とか呪いとか、よくわからないからこそ怖いです(꒪ȏ꒪;)

NirinーZashi!

人を呪わば穴二つ、と申しますが…
僕は穴はみっつあると思ってるんです(ゲス顔)

ほら!ジュンちゃん!探して!!
あとふたつ!あとふたつだよっ!(^O^)
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