のぞみ

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つい先日、僕は名古屋に行ってきた。

その目的は良いとして、神奈川に住んでいる僕は新幹線で名古屋に向かった。
地元から電車で新横浜駅まで行き、そこで新幹線に乗り換える。

久々の遠出、しかも新幹線というこの旅に一人ながらもテンションはMAX。
壁に書かれた「名古屋」という案内もいちいち写真を撮り、地元の駅なのにお土産屋を見たりしてはしゃいでいた。


そして、新幹線に乗り実際新横浜‐名古屋間ってだいたい120分くらいなんだが、どうしても新幹線内でお弁当を食べたくて、売店でシウマイ弁当とじゃがりこ(サラダ)あとわさび鉄火というわさびが強烈なおかきを買い、無理やり10時30分にシウマイ弁当を食べたりしたものだ。

さて、新幹線に乗った事がある人ならわかると思うが、利用者にはさまざまな人がいる。
僕みたいにアホみたいにお菓子を食べてる人。電話をするスペースと座席を行ったり来たりしているスーツのオッサン。常にパンツが見えていた箱根で一人で降りたブス。喪服姿のおばあちゃんや外国人の親子など様々だ。


そんなさまざまな人の人生が垣間見えるような車内で僕は急に新幹線の空気に飽きてDSを取り出しモンハンをやり始めたんだけど、始めてから数十分経った頃、僕の肩をトントンと誰かが叩いた。


「Pokemon?」

そこにいたのは先ほどの外国人親子の息子だった。外国人の子供って歳がわかりづらいこともあり、正確にはよく分からないがおそらく6~8歳程度だろう。

もちろん、僕は英語が話せるので
「I'm playing MONSTER HUNTER . Do you wanna try this?」
と答えました。

すると、英語が話せるのでびっくりしたのか、オゥと小さくつぶやいた後に満面の笑みで「イエス」と答えました。

指定席でしたが隣は空いてましたし、名古屋までノンストップだからまあいいかと思い、隣にその男の子を座らせてDSを貸しました。
僕はモンハンに関してはもう上級の上級みたいなモンですから、最強の武器に最強の防具を身に着け一番弱いモンスターと戦わせれば、なかなかゲームオーバーになりませんのでこの子でも十分楽しむことができます。

その男の子は非常にエキサイティングしてまして、「Yeah!」「GoGoGoGo!」「Jesus Christ!」など、本場のリアクションをしながら僕のDSで一生懸命に変な猿と戦ってました。

そういえば、僕はじゃがりこを持っていたので男の子に
「アレルギーとかない?」と聞くと
「ないよ。まさかそのお菓子を分けてくれるの!?」
「ああ、あげよう。」
「なんてすばらしい人なんだ!ありがとうお兄さん!」
みたいなやっぱり外国人らしいオーバーなリアクションで喜んでました。

少年はじゃがりこをポリポリしながらモンハンしていたんですが、その横で僕はわさび鉄火を食べてました。
すると少年は「それはなに?」と聞いてきたのです。
実はこのわさび鉄火、日本人でさえ悶え神に祈るほどの超☆刺激で、辛いとかそういうレベルじゃなくもはや「痛い」ぐらいの激辛なのですが、ツーンという刺激に顔をゆがめる僕を見て少年は興味を持ったようです。

「ジャパニーズワサビクッキーだよ。すごく辛いよ。」
「オゥ、ワサビね!知ってるよ!僕は辛いのなんてヘッチャラさ!一つくれない?」
「いいけど本当に辛いから、まずちょっと舐めるだけにした方がいいよ。」
「そんなに辛いの?まあ、僕はへっちゃらだけオーマイガー!!!」

涙目になりながら男の子は持っていたオレンジジュースを飲み、ひーひー言ってました。

「はっはっは!大丈夫かい?」
「これは悪魔のクッキーだ!」

男の子はケラケラ笑いながらそう言ってました。



そうこうしてるうちにその少年の父親らしき人が気が付いたのかこっちへ来て「何してるんだ、ジャパニーズのお兄ちゃんに迷惑掛けやがって」みたいな事を少年に言ってました。
僕は「大丈夫ですよ、迷惑じゃないですよ」と英語で伝えると「オゥ、英語話せるの?これ、何をしてるんだい?」と僕に話しかけました。
これはモンハンっていうゲームだよ。僕が貸してあげてるんだよ、というと親父も親父で画面を食い入るように見ていました。アメリカ人っておっさんでもゲーム大好きだったりするんですよね。

男の子の横で「今だ!Shoot it!」「避けろ!」「よし、Great!」などと言っていて男の子も「パパうるさいよ!」などと言ってたんです。

そんなこんなしてるうちに親父はDSをぶんどり自分がやっていると、不満そうな男の子は僕の耳元で「そうだワサビクッキーパパに食べさせちゃおうよ」とこそこそ話しました。
僕はまた一つわさび鉄火を男の子にあげると男の子は
「ダディー、ワサビクッキーだよ。食べてみて。」と父親に言いました。

「ワサビクッキーか!もらっていいのかい?」
「ほら、早く食べてみなよ!」
「俺はワサビは好きさ!いつもスシでもたくさんワサビを入れて食べオーマイガー!!!」

パクっと食べた親父は顔を真っ赤にして悶えています。
男の子は満足そうにそれを見ながらヘラヘラ笑ってます。


「ジーザス!」

親父は涙目になりながら男の子に「お前はいたずらばっかしやがってこのー!」と言いながら笑ってました。


そうこうしてるうちに、今度はお母さんが来て
「あんたたち、何をやってるの。席に戻りなさい。」
と怒られてました。どこの国でも母は強し。

二人は「はーい、ママ。」と渋々席を立ち僕にお礼を言いました。
すると今度は親父が「さっきのワサビクッキー、もう一つ分けてくれないか。ワイフに食べさしてやろうかと思ってね。」
と耳元でニヤニヤしながら言いました。この親父にしてあの息子ありといったところです。

「これで良ければ一袋あげるよ。」と僕が言うと、親父はカバンからスニッカーズを2,3個取り出し僕にさしだすと
「Thank You!」と言いました。


「しっしっし・・!!」
そういいながら親父と息子はわざとらしい口笛を吹きながら自分の席に戻っていきました。






そんなこんなで名古屋につき、新幹線を降りようとすると

「オーマイガー!!!!」

と車内の前の方で聞こえました。


駅のホームから窓越しに車内を見ると、そこにはなんか怒られてるさっきの親父とその奥さんがいました。
僕を見つけた男の子は、親指を立て笑顔で僕にウインクしていました。


怒られる親父とGood!状態の少年を乗せた新幹線は名古屋から再び走り去っていきました。


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コメント

I love you♡

jesus clitoris オーマイガッ!!?///

ジュンちゃんも…
名古屋の女と…

jesus clitoris オーマイガッ!!?/////

ハッハッハーーッ!!!(^O^)/

ゆぅさんへ

いい時間ですねー
私も数年前に通りすがりの小学生と遊んだことを思い出した(*^^*)

なんかいいですね☆
あたしワサビ苦手で、大人になった今もお寿司はサビ抜きなのに、外国の子どもが食べられるなんてすごい!!

No title

新幹線って大好きです。

お正月はパンパンにお客様乗ってるから、子供が小さい時は気を使ったけどね゚(゚´Д`゚)゚
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