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仕事がうまく行ってない。


僕の仕事はよく言っているように僕の言語力を生かしたものだ。
僕は日本語はもちろん、英語は通訳ができるレベルでできる。分かりやすく言うと英検は準1級、TOEICは920点だ。大したものだろう?
それに加え、旅行会話程度ならドイツ語とイタリア語もできる。読み書きなら結構できる。あとスペイン語とフィンランド語も現地の3歳児レベル程度話せる。

とまあ、この堪能な語学力と有り余る時間を使って本職以外の仕事もちょくちょくやっているのだが、どうも最近はうまく行っていない。
今月に入り、おおよそ見込まれる利益ってのはだいたい3000円くらい。おかしい。8日経ってるのに。日給に変えると一日375円。アフリカの漁師じゃねぇんだぞ。

どんな仕事をしているかって言うともちろんアフリカで漁業を営んでいるわけでもなく、簡単に言うと「情報の輸入」だ。
というのも僕はもともと「翻訳士」。語学が堪能というと「すごいじゃん!ちょっとしゃべってみてよー!」と合コンでほぼ100%言われるんだけど、実は僕はほぼ発音はできない。というか英語などができると言った際に「ちょっと話してみて」というのやめろ。話すというのは相手がいて初めて成り立つものだ。一人で英語でペラペラ話しても寒いだろ?

話はずれましたが、僕がやっている仕事ってのはとても簡単で「海外の情報を日本に持ってくる」ということだ。
つまり一番多いのが海外の論文。もちろん現地語で書かれているために日本では読まれていない。しかし中身が有益なことならどうだろう。当然日本人も知りたいはずだ。だから僕がそういった情報を探してインド人に翻訳させて中間マージンを搾取するという仕事をしているのが。

そうしているうちに海外にたくさんの仲間ができ、いつの間にか「チーフ!」と呼ばれ懐かれているのだ。

しかし、言語の壁は突破できるのだが「文化の壁」というのはなかなか破ることは難しい。
というのも僕を始め日本人というのはどうも「頑張りすぎ」なところがあるようだ。


ケース1として、とあるレシピ本をイタリアから取り寄せた。
まず、イタリア人の現地の仲間から「これなんかどう?」紹介されて手に入れたものだが、メールで送られてくるまで3か月かかった。郵便じゃないよ、電子メールだよ。

あまりに遅かったために催促のメールを入れるとなぜか一枚の女の写真が送られてきて

僕「誰?奥さん?」
イタリア「美人だろう!」
僕「そうだね。結婚してどれくらい?」
イタリア「いいや、僕は独身さ!これは僕のタイプの娘なんだ!こんな人紹介してよ!」

といきなり女の催促だ。だいたいイタリア人女性を日本人が紹介できるわけないだろうよ。

僕がいいからさっさと原本送れって催促すると
イタリア「ごめんね!今すぐ送るからね!」
と言われ、1か月後に送付されてきた。

イタリアくんも本業はなんだか知らんが副業としてやっているわけだし忙しくて時間取れないのかなって思ったりしていたこともあったんだけど、
そんな連中と結構SNSでやり取りするんだけど、
ある日SNSで仕事仲間の一人の日本人の女の人が綺麗なひまわりの写真を載せていた。
するとさまざまな国に人がコメントするんだけど

「綺麗だね!日本にもひまわりってあるんだ!」
「いいひまわりだね!ビューティフル!」
「日本は夏なんだね。こっちは真冬だよ。夏が恋しいよ。」
「日本には最高に美しい花があるって知ってるかい?今すぐ鏡を見てごらん。そこに映ってるのが世界で一番美しい花だ。」

とコメントが。

また、違う日本人女性がカフェのケーキとコーヒーの写真を載せると
「おいしそう!」
「日本のケーキはかわいいね!こっちのケーキは大きいばかりで見た目は悪いから(笑)」
「ケーキならフランスだって負けないよ!」
「これはよくないね!ケーキとコーヒー、僕には甘すぎるよ!そんな甘い物が3つもあったら僕は太ってしまうね。ケーキにお砂糖たっぷりのコーヒー。そしてマイスイート、君の事さ!」


暇そうじゃねえか。

そのコメント欄に「暇ならさっさと原本送れイタ公!」と僕がコメントすると

「ジュンが怒ってるよ!ダメだよ、日本人はまじめすぎるんだ!イタリアを見習いなよ!イタリアは完璧な国さ!でもそんなイタリアにも足りないものが一つあるんだ。マイスイート、君がいないことが最大の欠点さ!」

と僕の叱責をもナンパの切り口とする。さすがはイタリア人だ。
彼に聞くとイタリア人の男は24時間中、20時間は女の事を考えてるって言ってました。残り4時間は3時間は食事をしていて残り1時間が仕事。寝てる間も女の事考えてるそうだ。


困ったのはイタリア人だけでない。
もう一人、仲間にタイ人がいるのだが、彼もなかなかのものだ。

またもレシピの翻訳をタイ人が請け負うことになったのだが完成はとても早かった。
送られてきたものに目を通すと、レシピが改ざんされてた。

僕が「なに勝手に変えてるの?」って聞くと

タイ「ナンプラー入れた方がおいしいよ!」

だって。

僕「いやいや、そうかもしれないけどレシピ通りに頼むよ。」
タイ「そっか、日本には大豆の醤油があるんだもんね。」
僕「いや、そう言う事じゃないんだけど。まあいいや。」
タイ「わかった直してすぐ送るよ」
僕「助かるよ、頼むね。明後日締切だけど間に合う?」
タイ「マンペンライ(大丈夫、なんとかなるよの意)」


となんと次の日に納品されました。仕事は早いのよ。

僕は再び目を通すと

僕「レシピまた変えたでしょ!」
タイ「どこ?」
僕「なんでサーモンを油で揚げたの?!これマリネだよ!」
タイ「生魚食べるとお腹壊すよ!」
僕「日本の食品衛生なめんじゃねぇ!絶対納期間に合わないじゃないか!」
タイ「マンペンライ(大丈夫、なんとかなるよの意)」
僕「うるせぇ!」


とまあ、なんとも大変なのです。


そんなこんなでいろいろ大変で、あまり仕事ができないでいるのです。
彼らは見るところ「お休み多くてイヤッフー!」程度にしか思っていないので大丈夫みたいです。

そして僕は国内での新たな仕事をもくろむのでした。
今度は日本人とやろう。

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コメント

俺も英語喋れるよ!

まいねーむ いず くま!!

じすぃず あ ぺんしる!
(↑ここで仁王立ちし堂々と股間を指す)

これ合コンでどうぞ.+:。(´ω`*)゜.+:。ポワーン
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